料理の初心者のための自炊前の準備
夫がウィーン・シティーマラソンに出場する際、応援の旗を描いてくれた留学生のK子ちゃんが、「毎日、ご飯何作っていいか分からない」と困っている様子でした。
レッスンに、授業に打ち込む為にも、簡単で短時間で美味しく作れる料理をアップしてみます。
「手の込んだ料理を教えて」と言われたらハードル高くてNGですが、簡単料理なら任せて❣
今回は、料理前の準備についてご案内します。
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目次[:contents]
- 自分のサイズにあった鍋類を見付けよう
- 揃えておきたい調理器具
- 調味料はあればあるほど味のバリエーションが増えていく
- まとめ:主婦1年生の成果
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■自分のサイズにあった鍋類を見付けよう
先ずは、料理をする前に、自分が持っている調理器具を把握しておこう。
手元にある鍋を使って一度料理をしてみると、あったらいいなと思う調理器具を実用的に買い足せると思います。
自分が1回で食べる量、1日で食べる量が分かれば、次に購入する際、それに合わせて鍋やフライパンの大きさを選べばいい訳です。
◆例えば
自分が使っている鍋の8分目までのスープを作ったら、「2日分の量」だという事が分かれば、その間、スープを作らなくてもいいという事になります。
もし、その間、鍋が1ヶしかなく、何か作りたいと思えば、もう1ヶ鍋が必要になってきますね。
自分の作りたい物は何か?に合わせて、2ヶ目の鍋を選んでみましょう。
◆イメージしてみよう
もし、鍋が1ヶしかなくて、パスタを茹でたい時はどうしますか?
片手鍋はソースを作ったり、サッと温めたりするのに便利です。
大き目のフライパンと小さなパンの役割分担
小さ目のパンは目玉焼きを焼いたり、ちょっとした調理に役立ちます。
■揃えておきたい調理器具
自炊を始めるにあたり、最低限あったらいい調理器具を厳選しました。
最初はあれもこれも揃っていないかも知れませんが、
◆調理器具のリストアップ
切る/剥く:ピーラー、まな板、包丁、料理ばさみ
洗う:ボウル、ザル
調理する:おたま、穴あきおたま、フライ返し、木べら、菜箸、トング
計る:軽量カップ
鍋類:鍋(中・小)、フライパン(大き目蓋付き・小)、ヤカン
保存容器:タッパ、ビン等
オーブンレンジ※1
炊飯器※2
オーブンレンジ※1
我が家には電子レンジしかありませんが、オーブンレンジがあれば、かなり便利です。
作り置きしておいた物を簡単に温められるし、電子レンジでチンするだけで食べられるレトルト食品が有効活用できます
オーブンがあれば、トーストやピザを焼くだけではなく、料理のレパートリーが増えますね。
炊飯器※2
我が家には炊飯器がありませんので、ご飯は鍋で炊いています。
日本米のタイプは炊飯時間も短く、鍋でも意外に簡単に炊けます。
海外在住者にとって炊飯器は貴重です。
幸いウィーンでは炊飯器が販売されているので、ラッキーです。
種類も豊富で、€20~€100(約¥2,600~¥13,000)くらいまでの商品が揃えられています。
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作り置きや切置きした時に入れるタッパは必需品です。
ジャムを食べた後の瓶やデザートの容器類は捨てずに有効利用しましょう。
■調味料はあればあるほど味のバリエーションが増えていく
同じようにお肉を焼いても、塩コショウで味付けするのか、醤油で照り焼きにするのか、レモン汁をかけるのか、焼肉のたれを使うのか、ポン酢に付けるのか、さっと考えただけでも、色んな味付けができますね。
調味料も重要な役割を果たしてくれますので、揃えていきましょう。
◆第一段階で揃える調味料はこれ
塩、胡椒、醤油、砂糖、お酢、油、マヨネーズ
◆あつたら便利な調味料
焼肉のたれ、ポン酢、ソース類、ケチャップ、チリソース、蜂蜜など
出汁の素、味噌、スープの素など
シナモン、カレーなどの香辛料、ハーブ類
自分の好みに応じて、揃えていきましょう。
◆ご飯のお供
ふりかけ、とろろ昆布、海苔など
ご飯のお供は最強のアイテムです。
■まとめ:主婦1年生の成果
私はウィーンへ来てから、台所に立ち、毎日3食、自炊しています。
丁度、主婦1年生が過ぎたところです。
私は日本人、夫はルーマニア人、ここはオーストリアで、どんな料理をどんな風に作ればいいのか、毎日、頭を巡らせていました。
タイ米タイプの細長いお米を日本米のように炊いても美味しくありませんので、プライパンでパエリア風に炊いていたこともありました。
日本の食材に出逢えたのが幸いして、レパートリーや料理のバリエーションが増やせた状況です。
幼少のころから身に付いた食生活の大切さを実感しています。
外国での自炊の大変さはありますが、親に作ってもらった料理を思い出して、料理を楽しむことが大切だと感じています。
そんな主婦2年生になる簡単レシピを紹介していきますね~